特集 大腸外科手術におけるトラブルシューティング
Ⅵ.合同手術 1)他科との合同手術におけるトラブルシューティング
小杉 千弘
1
,
幸田 圭史
1
,
清水 宏明
1
,
山崎 将人
1
,
首藤 潔彦
1
,
碓井 彰大
1
1帝京大学ちば総合医療センター外科
キーワード:
前立腺癌
,
卵巣癌
,
他科合同手術
Keyword:
前立腺癌
,
卵巣癌
,
他科合同手術
pp.1251-1256
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001794
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骨盤腔内臓器の手術治療に携わる診療科としては,外科はもとより産婦人科,泌尿器科といった診療科が挙げられる。外科では直腸癌手術が最も多いが,前立腺,膀胱,子宮,卵巣といった直腸近接臓器への浸潤を伴う局所進行直腸癌の症例や,骨盤内局所再発に対しての骨盤内臓全摘術(total pelvic exenteration;TPE)が施術される際に,泌尿器科や産婦人科との合同手術を行うことは一般的とされる1,2)。
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