特集 肝胆膵外科における低侵襲手術と臓器温存手術
膵実質温存のための腹腔鏡下膵核出術
横瀬 崇寛
1
,
北郷 実
1
,
篠田 昌宏
1
,
阿部 雄太
1
,
八木 洋
1
,
北川 雄光
1
1慶應義塾大学医学部外科学教室
キーワード:
膵核出術
,
腹腔鏡
,
laparoscopic enucleation
Keyword:
膵核出術
,
腹腔鏡
,
laparoscopic enucleation
pp.65-69
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001510
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腹腔鏡下膵核出術(laparoscopic enucleation)は,良性もしくは低悪性度の膵腫瘍に対して行われる術式である。本術式は腹腔鏡下に可能なかぎり膵実質を温存する点で機能温存,低侵襲手術と考えられている。一方で手術に伴う主膵管損傷や術後の膵液瘻のリスクがあり,適応や解剖の理解が重要である。
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