特集 腹腔鏡下肝切除に必要な外科解剖と手術手技
腹腔鏡下肝部分切除の手術手技
阿部 雄太
1
,
篠田 昌宏
1
,
北郷 実
1
,
八木 洋
1
,
大島 剛
1
,
北川 雄光
1
1慶應義塾大学外科学(一般・消化器)
キーワード:
腹腔鏡下肝部分切除
,
move the ground
Keyword:
腹腔鏡下肝部分切除
,
move the ground
pp.1721-1729
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000503
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
腹腔鏡下肝部分切除は,2008 年のLouisville(米国),2014 年のMorioka(日本)のコンセンサスミーティングを経て,すでに標準手技として確立されたと考えられている1)。そして,さまざまな術式が存在する肝切除のなかでも最も平易であり,外科医が最初に取り組むべき腹腔鏡術式とされている。したがって,比較的難易度が低いとも思われがちだが,腫瘍の場所や深さによっては定型的な大肝切除より難しいこともある。
Copyright © 2017, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.