手術手技
直針ナイロン糸を用いて肝円索と胆嚢板を挙上し,reduced portで行う腹腔鏡下胆嚢摘出術
末岡 智
1
,
篠塚 高宏
1
,
佐藤 文哉
1
,
藤田 恵三
1
,
村井 俊文
1
,
阪井 満
1
1一宮市立市民病院外科
キーワード:
reduced port surgery
,
術野展開
,
直針ナイロン糸
Keyword:
reduced port surgery
,
術野展開
,
直針ナイロン糸
pp.1783-1786
発行日 2018年11月15日
Published Date 2018/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000933
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Reduced port surgery(RPS)による胆嚢摘出術(laparoscopic cholecystectomy;LC)ではスコープ,操作用鉗子,エネルギーデバイスが同方向から入るため,鉗子どうしの干渉や鉗子とスコープとの干渉が起こりやすく,術野展開に難渋することがある。このためさまざまな施設から術野展開の方法について報告されている1,2)。当院ではRPSによるLCをマルチチャンネルポート+細径1ポートにて行っており,術野展開に直針付きナイロン糸を用いている。
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