特集 腹部ヘルニア手術のすべて
Ⅲ.特殊な鼠径部ヘルニア手術 7)再発鼠径部ヘルニアに対するTAPP法
早川 哲史
1
,
原田 真之資
2
,
早川 俊輔
2
,
北山 陽介
2
,
野々山 敬介
2
,
田中 守嗣
2
1刈谷豊田総合病院腹腔鏡ヘルニアセンター
2刈谷豊田総合病院腹腔鏡ヘルニアセンター消化器・一般外科
キーワード:
TAPP
,
再発鼠径部ヘルニア
,
腹腔鏡法
Keyword:
TAPP
,
再発鼠径部ヘルニア
,
腹腔鏡法
pp.1101-1110
発行日 2018年6月15日
Published Date 2018/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000750
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鼠径部ヘルニアは最も頻度の高い外科疾患であり,その治療法には多くの術式や到達法の変遷を伴った長い歴史がある。わが国でもMcVay法を代表とする鼠径部切開法による組織縫合法から始まり,Lichtenstein法1)を代表とする到達法の異なる各種メッシュ法や1991年から開始された腹腔鏡法2)も導入され,施設による統一性がないまま,さまざまな修復法が行われているのが現状である。
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