手術症例報告
腹腔鏡補助下結腸右半切除術を施行した腸回転異常症を伴う上行結腸癌の1例
高橋 秀奈
1
,
岡林 剛史
1
,
長谷川 博俊
1
,
鶴田 雅士
1
,
田島 佑樹
1
,
北川 雄光
1
1慶應義塾大学医学部外科学教室
キーワード:
腸回転異常症
,
結腸癌
,
腹腔鏡手術
Keyword:
腸回転異常症
,
結腸癌
,
腹腔鏡手術
pp.1571-1574
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000314
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腸回転異常症は胎生期の中腸の回転不全や固定不全により生じる。小児期までにイレウスを契機に診断されることが多く,成人になって診断されることはまれである。今回われわれは腸回転異常症を伴った上行結腸癌の1例を経験し,腹腔鏡補助下結腸右半切除術を安全に施行したので,文献的考察を加えて報告する。
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