手術症例報告
初回切除後34年で膵転移をきたした静脈洞交会原発血管周皮腫の1例
長田 梨比人
1
,
野家 環
1
,
奈良 智之
1
,
古嶋 薫
1
,
堀内 啓
2
,
針原 康
1
1NTT東日本関東病院外科
2NTT東日本関東病院病理診断科
キーワード:
血管周皮腫
,
膵転移
,
切除例
Keyword:
血管周皮腫
,
膵転移
,
切除例
pp.1565-1570
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000313
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血管周皮腫(hemangiopericytoma;HPC)は,四肢,後腹膜の軟部組織,頭蓋内髄膜などに発生するまれな腫瘍である。頭蓋内発生例では髄膜腫との鑑別が重要であり,局所再発率が高く,また長期間経過後に他臓器転移をきたし得ることが知られている。
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