特集 胃全摘後空腸パウチ再建・噴門側胃切除後再建 −その有用性と安全に行うコツ
Ⅲ.噴門側胃切除後再建 3)ダブルトラクト法
滝口 伸浩
1
,
外岡 亨
1
,
池田 篤
1
,
早田 浩明
1
,
星野 敢
1
,
鍋谷 圭宏
1
1千葉県立がんセンター食道・胃腸外科
キーワード:
胃癌
,
噴門側胃切除術
,
ダブルトラクト法
Keyword:
胃癌
,
噴門側胃切除術
,
ダブルトラクト法
pp.1191-1197
発行日 2017年7月15日
Published Date 2017/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000008
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近年,早期胃癌および高齢者胃癌の増加により,術後のQOL向上が求められている。切除範囲の縮小による機能温存胃切除術の術式として,上部早期胃癌や食道胃接合部癌に対する噴門側胃切除術は,PGSAS試験の報告により,QOLの観点からも胃全摘術に勝る術式として注目されている1)。
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