Japanese
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特集 胃切除後再建術式の工夫とその評価
こだわりの再建法
噴門側胃切除術後のダブルトラクト法による再建
Double tract reconstruction after proximal gastrectomy
滝口 伸浩
1
,
鍋谷 圭宏
1
,
池田 篤
1
,
貝沼 修
1
,
早田 浩明
1
,
趙 明浩
1
,
外岡 亨
1
,
斎藤 洋茂
1
,
有光 秀仁
1
,
柳橋 浩男
1
,
知花 朝史
1
,
永田 松夫
1
,
山本 宏
1
Nobuhiro TAKIGUCHI
1
1千葉県がんセンター消化器外科
pp.696-701
発行日 2015年6月20日
Published Date 2015/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210776
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【ポイント】
◆噴門側胃切除の適応は残胃1/2以上を温存できる症例とし,上部消化管内視鏡クリッピングによる腫瘍の肛門側マーキングを行う.
◆空腸残胃吻合は,残胃前壁の小彎側と,食道空腸吻合部より15 cmの空腸間膜対側を頭側に,自動縫合器60 mmでステープリングする.
◆空腸の背側に残胃大彎口側端を押し込み,左横隔膜に縫合固定する.残胃の口側大彎側はfornix様となり,空腸と残胃間でHis角が形成される.
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