Japanese
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特集 間葉系腫瘍
偽リンパ腫にデュピルマブが奏効した1例
Cutaneous pseudolymphoma successfully treated with dupilumab
野田 莉佳
1
,
稲葉 豊
1
,
上奥 敏司
2
,
神人 正寿
1
Rika NODA
1
,
Yutaka INABA
1
,
Satoshi UEOKU
2
,
Masatoshi JINNIN
1
1和歌山県立医科大学,皮膚科(主任:神人正寿教授)
2うえおく皮ふ科,紀の川市
キーワード:
偽リンパ腫
,
デュピルマブ
,
結節性痒疹
Keyword:
偽リンパ腫
,
デュピルマブ
,
結節性痒疹
pp.1185-1187
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005995
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70歳,女性。左頰部に瘙痒を伴う紅斑を自覚し,ステロイド外用を継続したが難治であった。皮膚生検の結果,偽リンパ腫の診断で,シクロスポリン内服およびトリアムシノロンアセトニド局所注射を開始し,一時的に改善した。しかし腎機能悪化のためシクロスポリンを減量すると増悪した。経過中に右前腕に結節性痒疹が出現した。こちらも既存治療で効果不十分であり,デュピルマブの投与を開始したところ,ともに改善した。これまでに報告されているデュピルマブがB細胞性偽リンパ腫に有効であった症例は3例のみである。デュピルマブはIL-4およびIL-13のシグナル伝達を阻害し,B細胞の増殖を抑制することで,B細胞性偽リンパ腫に有効である可能性がある。

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