特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
細菌感染症
梅毒
感染症内科医師への質問
大路 剛
1
Goh Ohji
1
1神戸大学大学院医学研究科,微生物感染症学講座,感染治療学分野
pp.989-990
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005912
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梅毒はTreponema(T.)pallidum subsp. pallidumによる感染症である。感染時期により早期梅毒と後期梅毒に大きく分類される。感染成立後1年未満の早期梅毒と,1年以降の後期梅毒に分けられる。早期梅毒は活動性が高く性行為やそれに準ずる濃厚接触による感染リスクがある。後期梅毒では同様の病変からの感染リスクは非常に低いと考えられている。しかし,後期潜在梅毒であっても経胎盤感染はおこりうるとされており1),妊婦の場合は治療を検討すべきである。
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