憧鉄雑感
第156回 皮膚科の臨床休刊???
安部 正敏
1
Masatoshi ABE
1
1医療法人社団 廣仁会 札幌皮膚科クリニック
pp.367-367
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005045
- 有料閲覧
- 文献概要
凶報は突然やってくる。遂に雑誌が休刊する。事実上の廃刊であろう。無論本誌ではない。筆者が長年自己研鑽? のために精読した “鉄道ジャーナル” の休刊が発表された。まさに青天の霹靂である。その創刊は1967年であり筆者より長い歴史を有する。筆者が愛読するようになったのは中学時代であり発売日は心が躍った。放課後一刻も早く書店に向かいたいが,部活動が障害となった。敢えて部活名は書かぬが,実は全国制覇なんぞを成し遂げる強豪校であったため練習も厳しく,仮病は勿論,親戚の不幸,果てには某国による拉致などデタラメな早退理由の数々で立ち向った。但し,顧問教師はインチキであろうとその理由が師のお眼鏡にかなうと早退を許可する傾向にあり,島根県にあって筆者の拉致事件はその地理的理由と拉致方法の考察が群を抜いており,あっさり許可された。悲しきは友人で宇宙戦争などと記したところ,惑星名を誤記したため不許可となった。
Copyright © 2025, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.