Japanese
English
症例
グセルクマブからリサンキズマブへのスイッチが有効だった掌蹠膿疱症の1例
Efficacy of in-class interleukin-23 inhibitor switching from guselkumab to risankizumab in severe palmoplantar pustulosis
菅 裕司
1
,
半田 稔也
1
,
小松 彩友香
1
,
小栗 瑛実
1
,
箕輪 智幸
1
,
宇原 久
1
,
加瀬 貴美
2
Yuji KAN
1
,
Toshiya HANDA
1
,
Sayuka KOMATSU
1
,
Akimi OGURI
1
,
Tomoyuki MINOWA
1
,
Hisashi UHARA
1
,
Kimi KASE
2
1札幌医科大学,皮膚科学講座(主任:宇原 久教授)
2手稲渓仁会病院,皮膚科,札幌市
キーワード:
掌蹠膿疱症
,
グセルクマブ
,
リサンキズマブ
,
切り替え
Keyword:
掌蹠膿疱症
,
グセルクマブ
,
リサンキズマブ
,
切り替え
pp.65-68
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004951
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70歳台,男性。掌蹠膿疱症に対し,グセルクマブの投与を開始したが,半年経過後,PPPASI 59.4から44.2とPPPASI 50%改善が得られなかったため,リサンキズマブに切り替えたところ,半年後にはPPPASI 16.4まで改善した。リサンキズマブは高い結合親和性をもつため本症で有効だった可能性があるが,掌蹠膿疱症に対する同効薬間の治療方法についてはいまだ一定の見解は得られておらず,今後の同様の症例の蓄積に期待したい。
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