Japanese
English
臨床研究
埼玉医科大学病院皮膚科で経験したマムシ咬傷28例の検討
Study of 28 cases of Mamushi (Gloydius blomhoffii) bites in Department of Dermatology, Saitama Medical University Hospital
鈴木 怜
1
,
青笹 尚彦
2
,
鈴木 芳可
1
,
東郷 朋佳
1
,
岡部 正和
1
,
村上 拓生
1
,
柳澤 宏人
1
,
宮野 恭平
1
,
中村 晃一郎
1
,
常深 祐一郎
1
Satoru SUZUKI
1
,
Naohiko AOZASA
2
,
Yoshika SUZUKI
1
,
Tomoka TOGO
1
,
Masakazu OKABE
1
,
Takuo MURAKAMI
1
,
Hiroto YANAGISAWA
1
,
Kyohei MIYANO
1
,
Koichiro NAKAMURA
1
,
Yuichiro TSUNEMI
1
1埼玉医科大学,皮膚科(主任:常深祐一郎教授)
2小川赤十字病院,皮膚科,部長
キーワード:
マムシ咬傷
,
ヘビ咬傷
,
重症度分類
,
抗毒素血清
Keyword:
マムシ咬傷
,
ヘビ咬傷
,
重症度分類
,
抗毒素血清
pp.1073-1077
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000004664
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2020年4月~2022年3月に埼玉医科大学病院皮膚科で経験したマムシ咬傷28例の臨床症状や経過について検討した。受傷後2日経過していた1例を除く27例(Grade Ⅱ:8例,Ⅲ:14例,Ⅳ:5例)でマムシ抗毒素血清を投与した。受傷から受診までの時間と,受診時Gradeおよび最大Gradeとの間に有意な正の相関がみられた。マムシ咬傷で受傷から治療までの時間が長引くほど重症化するため,重症化を防ぐために早期の治療介入が必要であることが示された。
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