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抗凝固療法中に広範な紫斑を形成した顕微鏡的多発血管炎の1例
Microscopic polyangiitis forming widespread purpuras during anticoagulant therapy
北野 佑
1
,
岡本 芳伸
1
,
藤井 裕也
2
,
小嶋 徹
2
Tasuku KITANO
1
,
Yoshinobu OKAMOTO
1
,
Yuya FUJII
2
,
Toru KOJIMA
2
1福井県立病院,皮膚科(主任:岡本芳伸医長)
2同,呼吸器内科
キーワード:
顕微鏡的多発血管炎
,
MPO-ANCA
,
紫斑
Keyword:
顕微鏡的多発血管炎
,
MPO-ANCA
,
紫斑
pp.296-297
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003788
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現病歴 初診6日前に重複して服薬した。2日前に喀血し,体幹や大腿に紫斑が出現した。アピキサバン内服を中止されたが,皮疹は瘙痒と疼痛を伴い拡大した。CRPの上昇があり,肺胞出血に感染を合併した疑いで,当院呼吸器内科に紹介入院した。アスピリンも中止し,抗菌薬セフトリアキソンが開始されたが,皮疹や胸部画像は改善せず,MPO-ANCA陽性が判明した。血管炎の鑑別目的に,入院6日目に当科を紹介受診した。
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