診断後も繰り返し誤食したコチニールアレルギーの1例

Cochineal allergy with repeated misfeeds even after the diagnosis

現病歴　22歳頃からカンパリソーダを飲んだりキムチや魚肉ソーセージを食べたりした後に咳，眼瞼腫脹の出現を繰り返していた。初診3カ月前にチヂミ，ポテトフライ，ボロニアソーセージを摂取後，両側眼瞼，特に下眼瞼，下口唇の発赤，腫脹（図1），呼吸苦が出現し前医を救急受診した後，精査目的に当科を紹介受診した。初診時には症状はなかった。