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私の工夫
小型赤外線サーモグラフィ機器の皮膚疾患への適用
Clinical Application of a Pocket-size Infrared Thermography for Cutaneous Disorders
倉繁 祐太
1
Yuta KURASHIGE
1
1TMGあさか医療センター,皮膚科
キーワード:
外来
,
小型
,
赤外線サーモグラフィ
,
皮膚疾患
,
病棟
Keyword:
外来
,
小型
,
赤外線サーモグラフィ
,
皮膚疾患
,
病棟
pp.1296-1297
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002125
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赤外線サーモグラフィは物体から放射される赤外線を検知することで温度分布を視覚表示する機器である1)。医療用機器は健常部と病変部の皮膚温の差異を検出し,炎症や循環障害などの有無や範囲を評価する目的で使用され,検査として保険適用される。しかしながら2019年7月現在,日本製の医療用機器は製造中止となっている。一方で近年,市販の小型サーモグラフィ機器を臨床適用した事例が形成外科領域2)や看護領域1)で報告されており,医療用機器との比較で精度の差異が少ないことが報告されている3)。本稿では当科における小型サーモグラフィの皮膚疾患に対する使用経験を報告する。
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