今月の主題 生体リズム
カラーグラフ
皮膚温のサーモグラフィ
藤正 巖
1
,
満淵 邦彦
1
,
鎮西 恒雄
1
,
阿部 裕輔
1
,
渥美 和彦
1
Iwao FUJMASA
1
,
Kunihiko MASUBUCH
1
,
Tsuneo CHINZAI
1
,
Yusuke ABE
1
,
Kazuhiko ATSUMI
1
1東京大学医学部医用電子研究施設
pp.802-805
発行日 1986年8月15日
Published Date 1986/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913026
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サーモグラフィは,コンピュータによる画像処理機能の付与によって,まったく新しい生理機能画像処理装置に変身した,画像処理の技術開発のほとんどは,わが国によってなされており,最近海外の学会でも第3世代のサーモグラフィ装置として注目を集め始めている.末梢血流の評価,疼痛部位の発見とその起因部位の同定,交感神経系の機能評価などが,従来の体表温計測の領域を越えて出現し,まったく新しい医用画像のモダリティを医学に与えるに至った.ここではそのような新しい画像処理のあらましをカラー画像として眺めることとしよう.
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