Clinicolor
全身に膿疱,黒色痂皮を伴う潰瘍が多発した緑膿菌による壊疽性膿瘡の1例
浦崎 智恵
1
,
中村 聡子
1
,
小俣 渡
1
,
中野 倫代
2
Chie URASAKI
1
,
Satoko NAKAMURA
1
,
Wataru OMATA
1
,
Michiyo NAKANO
2
1旭中央病院,皮膚科(主任:小俣 渡部長)
2千葉大学大学院医学研究院,皮膚科学
pp.533-534
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001916
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現病歴 初診2週間前から倦怠感があり,全身に水疱が出現した。初診10日前に他院を受診し,ステロイド軟膏,亜鉛華軟膏外用や,セフポドキシム プロキセチル(バナン®)錠内服で加療されたが改善せず,初診6日前から経口摂取不良,体動困難となった。皮疹は一部黒色痂皮を伴うようになり,紹介元を受診して,当院に救急搬送された。
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