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運動誘発性アナフィラキシーの1例
Exercise-Induced Anaphylaxis
栗山 裕子
1
,
大西 一德
1
Yuko KURIYAMA
1
,
Kazunori OHNISHI
1
1前橋赤十字病院,皮膚科(主任:大西一德部長)
キーワード:
運動誘発性アナフィラキシー
,
食物依存性運動誘発性アナフィラキシー
Keyword:
運動誘発性アナフィラキシー
,
食物依存性運動誘発性アナフィラキシー
pp.432-433
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000641
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現病歴 2016年7月中旬,陸上部の朝練で120mダッシュ後に軽度の顔面痛を自覚した。その後,眼球結膜が充血し全身に皮疹が出現したため,学校教員が救急要請した。救急隊接触時は,収縮期血圧が60mmHg台であり,運動誘発性のアナフィラキシーショックが疑われ,当院に救急搬送された。初期治療後,救急科へ入院した。アレルゲンの精査目的に第2病日,当科を紹介受診した。初診時は皮疹,自覚症状ともになかった。
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