Japanese
English
症例
恥丘部に生じた神経鞘腫の1例
Schwannoma Arising in the Mons Pubis
円山 尚子
1
,
赤間 智範
1
,
眞鍋 求
1
,
長田 真一
1
Naoko ENZAN
1
,
Tomonori AKAMA
1
,
Motomu MANABE
1
,
Shinichi OSADA
1
1秋田大学大学院医学系研究科,皮膚科学・形成外科学講座(主任:眞鍋 求教授)
キーワード:
神経鞘腫
,
女性外陰部
Keyword:
神経鞘腫
,
女性外陰部
pp.413-415
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000635
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60歳,女性。1年前より恥丘部に結節が出現し,徐々に増大した。初診時,恥丘部に4×3cm大の常色皮下腫瘤が存在した。病理組織学的に,腫瘍は紡錘形細胞より構成されており,密に増殖する部分(Antoni A型)と疎な部分(Antoni B型)が混在していた。神経鞘腫が外陰部に発症することはまれであり,なかでも恥丘部に生じた症例として,自験例は本邦における初めての報告例である。
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