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アリピプラゾール内服が有効であったTrigeminal Trophic Syndrome の1例
竹本 朱美
1
,
安部 真彰
2
,
宮本 光一郎
3
,
中野 純二
1
1徳山中央病院,皮膚科(主任:中野純二主任部長)
2同,神経内科,部長
3同,物忘れ外来,主任部長
キーワード:
trigeminal trophic syndrome
,
三叉神経帯状疱疹
,
難治性皮膚潰瘍
,
アロディニア
,
アリピプラゾール
Keyword:
trigeminal trophic syndrome
,
三叉神経帯状疱疹
,
難治性皮膚潰瘍
,
アロディニア
,
アリピプラゾール
pp.1608-1609
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000000216
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- 文献概要
現病歴 約1カ月半前に右頭部の疼痛を自覚,翌日より同部に紅斑,小水疱が出現,近医で帯状疱疹と診断され,抗ウイルス薬を投与された。数週後よりたびたび患部を触るようになり,びらん,潰瘍を形成したため,近医を受診。外用療法で潰瘍は徐々に上皮化傾向にあったが,2日前に突然言語障害,意識消失をきたし当院神経内科へ救急搬送,ヘルペス脳炎と診断され,同日,頭部の皮疹につき当科を紹介受診。
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