特集 緑内障の臨床検査:最新情報
序論
福地 健郎
1
1恒仁会・新潟南病院眼科(新潟県)/新潟大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野
pp.575-575
発行日 2025年7月5日
Published Date 2025/7/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004211
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本号の特集は「緑内障の臨床検査:最新情報」です。近年の緑内障診療では,1980年代後半の静的自動視野計の登場や2000年代に入ってからの光干渉断層計(OCT)の普及のような極めてインパクトのあるbreak throughはないように思います。その反面,それぞれの検査について経験と情報が集積し,次第に洗練され,より精度が高くなってきています。この特集では緑内障検査のルーチンである眼圧,視野,OCTについて,特にOCTについては前眼部,後眼部,OCTアンギオグラフィ(OCTA)の3つのパートに分けて,計5名の先生に,それぞれの最新情報について概説していただきました。

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