機器・薬剤紹介
80.サージカルロボット OQrimoⓇ
園田 康平
1
1九州大学大学院医学研究院眼科学分野
pp.1501-1504
発行日 2024年11月5日
Published Date 2024/11/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000003939
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一般外科でロボット手術が拡がっている(da VinciやHinotoriTMなど)。ロボット手術は手が届きにくい深部臓器でも,小切開創から操作できる。手術教育や,将来的には遠隔医療にも使用できるといわれている。眼科もそう遠くない未来において,ロボットとともに手術をする時代になるかもしれない。既に欧州には,「術者の替わりに手を動かす眼内手術ロボット」が存在する(PRECEYES Surgical System,https://www.preceyes.nl/preceyes-surgical-system/,オランダ)。手の震えが抑制されるため,網膜内注射や網膜血管内注射が必要な(遺伝子治療などの)薬剤投与に有効だとされている。
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