特集 眼科外来診療 ―クリニックでの対応と紹介のタイミング―
Ⅶ 小児・神経眼科 12 眼科から他科へ紹介すべき神経眼科疾患:脳神経内科の立場から
秋山 久尚
1
1聖マリアンナ医科大学脳神経内科学
キーワード:
視力低下・視野欠損
,
複視
,
瞳孔異常
,
脳血管障害
,
MS・NMOSD・MOGAD
,
重症筋無力症
Keyword:
視力低下・視野欠損
,
複視
,
瞳孔異常
,
脳血管障害
,
MS・NMOSD・MOGAD
,
重症筋無力症
pp.1441-1447
発行日 2024年11月14日
Published Date 2024/11/14
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000003913
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視力低下・視野欠損,複視,瞳孔異常のため眼科を受診し,脳神経内科(脳神経外科,耳鼻咽喉科)へ紹介する機会は多くはないが,虚血性・出血性などの脳血管障害,多発性硬化症・視神経脊髄炎などの脱髄疾患,重症筋無力症などの神経筋接合部疾患,前兆(閃輝暗点)のある片頭痛などの機能性疾患など,緊急を要する疾患も少なくなく,見落とすことがないようにしなければならない。
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