特集 眼科外来診療 ―クリニックでの対応と紹介のタイミング―
Ⅲ 緑内障 1 視野障害の進行がみられる原発開放隅角緑内障
狩野 廉
1
1福島アイクリニック(大阪府)
キーワード:
原発開放隅角緑内障
,
視野障害進行
,
点眼アドヒアランス
,
レーザー線維柱帯形成術
,
流出路再建術
,
濾過手術
Keyword:
原発開放隅角緑内障
,
視野障害進行
,
点眼アドヒアランス
,
レーザー線維柱帯形成術
,
流出路再建術
,
濾過手術
pp.1185-1192
発行日 2024年11月14日
Published Date 2024/11/14
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000003863
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原発開放隅角緑内障(primary open-angle glaucoma:POAG)は,プロスタグランジン関連薬による眼圧下降治療が奏効すれば,通常進行は緩徐となり,最終的に点眼薬1~2剤でコントロール可能となることが多い。しかし,ときには点眼治療で眼圧が十分に下降しない,あるいは下降しているのに進行が止まらないことがある。本稿ではそのような場合のチェックポイントと治療強化の選択肢について整理したい。
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