特集 緑内障患者のQOLとビジョンケア
6 緑内障フレンド・ネットワーク
中村 暢子
1
1緑内障フレンド・ネットワーク(東京都)
キーワード:
緑内障患者
,
緑内障患者会
,
市民公開講座
,
緑内障電話相談
,
私の緑内障日記
,
緑内障啓発
Keyword:
緑内障患者
,
緑内障患者会
,
市民公開講座
,
緑内障電話相談
,
私の緑内障日記
,
緑内障啓発
pp.147-152
発行日 2024年2月5日
Published Date 2024/2/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000003517
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一般社団法人 緑内障フレンド・ネットワーク(略称:GFN)は,2000年に設立された緑内障患者会である。設立者の柿澤映子氏(元外務大臣の故・柿澤弘治氏の夫人)は,自身が緑内障発見の遅れによりほとんどの視野を失ってしまった経験を持つ。「自分のような人を少しでも減らしたい。そして緑内障になって悩んでいる患者の心の拠りどころになる場を作りたい」という思いを実現し,当会の設立に至った。活動の大きな柱は「患者交流」と「啓発活動」であり,現在は組織を法人化し6名の役員を中心として上記活動を進めている。会員数は全国に約1,400人で,日本緑内障学会の先生方にも多大なご支援をいただき,歴代の日本緑内障学会理事長が当会の顧問を務めてくださっている。本稿では当会の具体的な活動について紹介したい。
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