特集 前眼部解析アップデート
2 シャインプルーク式前眼部解析(PentacamⓇ AXL Wave)
神谷 和孝
1
1北里大学医療衛生学部視覚生理学
キーワード:
シャインプルークカメラ
,
角膜形状解析
,
眼軸長計測
,
白内障手術
,
眼内レンズ度数計算
,
円錐角膜
Keyword:
シャインプルークカメラ
,
角膜形状解析
,
眼軸長計測
,
白内障手術
,
眼内レンズ度数計算
,
円錐角膜
pp.707-715
発行日 2023年8月5日
Published Date 2023/8/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000003213
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プラチド式角膜形状解析は鏡面反射像から傾斜角を算出して角膜曲率情報を取得する。現在でも臨床の現場で広く使用されており,多くの眼科医にとって使い勝手が良く,見た目にも理解しやすいという特長を有する。その一方で,測定可能な領域が狭く,角膜全体の約6割程度の情報しか得られない,角膜後面の情報を得ることができない,角膜厚の分布が不明,曲率マップは角膜本来の物理的特性ではないことが課題であった。
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