手術のコツとトラブルシューティング:緑内障編
1.線維柱帯切除術
庄司 信行
1
1北里大学眼科
pp.383-389
発行日 2020年4月5日
Published Date 2020/4/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001625
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線維柱帯切除術(trabeculectomy)により目標眼圧が達成できれば,点眼等を使用せずに視野障害の進行を阻止できる可能性が高くなるが,眼圧が下がりすぎることによる視力の低下や濾過胞関連の感染症など,視機能を大きく損なう可能性のある合併症もある。これらを予防するためにも,強膜弁の作成や結膜の適切な縫合をマスターする必要がある。
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