臨床報告
画像検索が有用であった上強膜骨性分離腫の1例
小澤 憲司
1
,
管野 宏昭
1
,
高木 向寿江
1
,
石澤 聡子
1
,
望月 清文
1
,
齊郷 智恵美
2
,
川島 啓祐
2
,
川上 秀昭
3
1岐阜大学医学部附属病院眼科
2岐阜大学大学院医学系研究科 形態機能病理学分野
3岐阜市民病院眼科(岐阜市)
キーワード:
上強膜骨性分離腫
,
石灰化陰影
,
コンピュータ断層撮影
,
超音波生体顕微鏡
,
epibulbar osseous choristoma
,
calcification
,
computed tomography
,
ultrasound biomicroscope
Keyword:
上強膜骨性分離腫
,
石灰化陰影
,
コンピュータ断層撮影
,
超音波生体顕微鏡
,
epibulbar osseous choristoma
,
calcification
,
computed tomography
,
ultrasound biomicroscope
pp.285-289
発行日 2018年3月5日
Published Date 2018/3/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000000592
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頭部あるいは眼窩部コンピュータ断層撮影(CT)上,眼窩内に高吸収(石灰化)陰影をきたす疾患として網膜芽細胞腫,脈絡膜骨腫,星状膠細胞過誤腫,calcified scleral plaque,外傷,カルシウム代謝異常,drusen あるいはepibulbar osseouschoristoma(上強膜骨性分離腫)などが報告されている1)〜3)。なかでも上強膜骨性分離腫は,比較的まれな疾患で上耳側にみられることが多い小結節性腫瘤で,骨組織からなる分離腫である4)〜7)。
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