Japanese
English
連載 眼科図譜・371
外眼角に生じた上強膜骨性分離腫の1例
A case of episcleral osseous choristoma
板倉 宏高
1
,
大谷 倫裕
1
,
岸 章治
1
,
澤井 循暉
2
,
平戸 純子
2
Hirotaka Itakura
1
,
Tomohiro Ohtani
1
,
Shoji Kishi
1
,
Junki Sawai
2
,
Junko Hirado
2
1群馬大学医学部眼科学教室
2群馬大学医学部第1病理学教室
pp.70-71
発行日 2001年1月15日
Published Date 2001/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907164
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緒言
上強膜骨性分離腫(episcleral osseous choristoma)は1863年にvon Gräfe1)が初めて報告し,現在まで40数例が報告されているが,本邦からの報告はない。本症は2),線維性結合組織に覆われた緻密骨から成り,その大きさは小豆〜アーモンド大である。角膜輪部から5〜10mm離れた上耳側領域に好発する。病理所見から上強膜骨性分離腫と診断された1症例を報告する。
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