特集 見逃さない 間違えない骨・軟部腫瘍と骨転移
転移性脊椎腫瘍は,いつ,どう治療するか?
角谷 賢一朗
1
,
由留部 崇
1
,
辻本 武尊
1
,
武岡 由樹
1
,
神田 裕太郎
1
,
黒田 良祐
1
1神戸大学大学院整形外科
キーワード:
脊椎転移(spinal metastases)
,
手術療法(surgical treatment)
,
治療アルゴリズム(treatment algorithm)
Keyword:
脊椎転移(spinal metastases)
,
手術療法(surgical treatment)
,
治療アルゴリズム(treatment algorithm)
pp.1261-1267
発行日 2024年12月19日
Published Date 2024/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001996
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脊椎転移は,SRE(skeletal related events)の原因となりQOLの低下を招く,さらに原発がんの治療に対しても悪影響を与えるため,その制御は重要な意義をもつ。脊椎転移に対する治療は,放射線治療から腫瘍脊椎骨全摘術まで幅広い選択肢があり,全身治療への影響を最小限にしつつ最大限の効果を得るためには,その特性,限界を理解することが必要である。本稿では,筆者らのアルゴリズムに基づき各治療法の臨床成績について述べる。
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