特集 人工股関節置換術のエキスパートを目指そう
〔総論〕
セメント人工股関節置換術の基本手技,その利点と欠点
櫻井 達郎
1
,
藤田 裕
2
1流山中央病院整形外科
2千春会病院股関節再建センター
キーワード:
セメント人工股関節置換術(cemented total hip arthroplasty)
,
骨セメント(bone cement)
,
エクセターステム(Exeter stem)
Keyword:
セメント人工股関節置換術(cemented total hip arthroplasty)
,
骨セメント(bone cement)
,
エクセターステム(Exeter stem)
pp.1095-1101
発行日 2024年11月19日
Published Date 2024/11/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001962
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現在,わが国における人工股関節置換術のセメント使用率は非常に低い。しかしながら,確立した単一手技を用いて,シンプルな症例から再置換を含む難症例まで対応できるセメント人工股関節置換術はきわめて魅力的な術式である。人工関節医,股関節医にとって習得すべき手技の1つであるが,適切に指導できる医師が少ないという問題も存在する。本稿では,寛骨臼側と大腿骨側に分けて基本手技を解説し,利点と欠点について述べる。
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