特集 人工股関節置換術のエキスパートを目指そう
〔総論〕
人工股関節置換術におけるセメント非使用(セメントレス)の利点・欠点とその特徴
遠藤 裕介
1
,
古市 州郎
1
,
河本 豊広
1
,
菊岡 亮介
1
,
太田 雄紀
1
,
難波 良文
1
,
三谷 茂
1
,
山田 和希
2
,
浅海 浩二
3
1川崎医科大学整形外科
2岡山大学整形外科
3屋島総合病院整形外科
キーワード:
人工股関節全置換術(total hip arthroplasty;THA)
,
セメントレス(cementless)
,
臨床的特徴(clinical features)
Keyword:
人工股関節全置換術(total hip arthroplasty;THA)
,
セメントレス(cementless)
,
臨床的特徴(clinical features)
pp.1102-1110
発行日 2024年11月19日
Published Date 2024/11/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001963
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セメントレス人工股関節全置換術(total hip arthroplasty;THA)は,良好な初期固定により骨との固着が獲得され長期成績が期待できる。特にステムには多様な種類があり,低侵襲アプローチにも使用しやすい。一方で,初期固定に失敗すると早期のゆるみに繋がるため,ステム形状や固定様式を理解して十分な術前計画に基づいて手術を行う必要がある。
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