特集 人工股関節再置換術-最前線から難易度の高い症例まで-
Anatomical reorientationを目指した人工股関節再置換術
櫻井 達郎
1
,
佐古 大成
1
,
高松 諒
1
1東邦大学医学部整形外科学講座
キーワード:
人工股関節再置換術(revision total hip arthroplasty)
,
術前計画(preoperative planning)
,
骨欠損(bone defect)
,
骨セメント(bone cement)
,
解剖学的位置再建(anatomical reorientation)
Keyword:
人工股関節再置換術(revision total hip arthroplasty)
,
術前計画(preoperative planning)
,
骨欠損(bone defect)
,
骨セメント(bone cement)
,
解剖学的位置再建(anatomical reorientation)
pp.213-219
発行日 2021年2月19日
Published Date 2021/2/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000542
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初回THA(total hip arthroplasty)に限らず再置換においても,anatomical reorientationを目指すことは非常に重要である。それを実現するために術前計画を工夫し,セメントTHAを施行している。対側が正常股と判断できる再置換症例の術後計測を行った結果,概ね良好な設置であったが,股関節中心は内方化され,global offsetは減少していた。さらなるanatomical reorientationのために,原臼位設置だけではなく,大腿骨オフセットにも注目する必要がある。
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