特集 生物学的関節再建の現況と展望
肘関節疾患に対する生物学的再建を目指した骨軟骨柱移植術の現状と展望
門間 太輔
1
,
岩崎 倫政
2
1北海道大学病院スポーツ医学診療センター
2北海道大学大学院医学研究院機能再生医学分野整形外科学教室
キーワード:
軟骨損傷(cartilage injury)
,
再建(reconstruction)
,
離断性骨軟骨炎(osteochondiritis dissecans)
Keyword:
軟骨損傷(cartilage injury)
,
再建(reconstruction)
,
離断性骨軟骨炎(osteochondiritis dissecans)
pp.1043-1047
発行日 2024年10月19日
Published Date 2024/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001908
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肘関節における軟骨損傷の代表的な疾患である上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に関し,硝子軟骨による生物学的な関節面の再建法として骨軟骨柱移植術が行われ,良好な成績が報告されている。しかしながら,骨軟骨柱移植術は健常組織への侵襲が避けられず,今後は健常組織を用いない,より低侵襲な軟骨再生法の確立が期待される。
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