特集 半月板と軟骨を治すための最新知見
アスリートの軟骨欠損に対するACIの有用性
赤木 龍一郎
1
,
加藤 有紀
2
,
中川 晃一
3
,
細川 博昭
3
,
佐藤 祐介
4
,
堀井 真人
5
,
榎本 隆宏
1
,
山下 剛司
6
,
佐粧 孝久
5
1おゆみの中央病院膝関節・スポーツ医学センター
2亀田メディカルセンタースポーツ医学科
3東邦大学病院佐倉医療センター整形外科
4東千葉メディカルセンター整形外科
5千葉大学予防医学センター
6おゆみの中央病院整形外科
キーワード:
軟骨欠損(cartilage defect)
,
自家培養軟骨移植術(autologous chondrocyte implantation;ACI)
,
アスリート(athletes)
Keyword:
軟骨欠損(cartilage defect)
,
自家培養軟骨移植術(autologous chondrocyte implantation;ACI)
,
アスリート(athletes)
pp.952-960
発行日 2024年9月19日
Published Date 2024/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001890
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アスリートの膝関節軟骨損傷に対する自家培養軟骨移植術後の成績に関して,受傷前のTegner activity scale(TAS)で分類し解析した。受傷前の身体活動レベルによらず術後2年の患者立脚型評価は良好に改善したが,受傷前TASが高い群では術後2年経過しても受傷前のTASまでは回復しない可能性が示唆された。また,TASが受傷前のレベルまで回復した群では回復しなかった群と比べて患者立脚型評価が良好であった。
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