特集 上腕骨外側・内側上顆炎—診療の基本と最近の進歩—
上腕骨外側上顆炎に対する鏡視下手術
髙島 健一
1
,
射場 浩介
2
1札幌医科大学整形外科学講座
2札幌医科大学運動器抗加齢医学講座
キーワード:
上腕骨外側上顆炎(lateral epicondylitis)
,
鏡視下手術(arthroscopic surgery)
,
臨床成績(clinical outcome)
Keyword:
上腕骨外側上顆炎(lateral epicondylitis)
,
鏡視下手術(arthroscopic surgery)
,
臨床成績(clinical outcome)
pp.823-827
発行日 2024年8月19日
Published Date 2024/8/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001856
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上腕骨外側上顆炎の多くは保存療法で軽快するが,難治化する症例をしばしば経験する。難治症例に対する手術療法として直視下手術,鏡視下手術ともに良好な治療成績が報告されているが,筆者らは早期の社会復帰を促す観点から低侵襲である鏡視下手術を選択している。本稿では,上腕骨外側上顆炎に対する鏡視下手術における筆者らの治療方法と術後成績について概説する。
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