特集 整形外科領域における医療安全最前線
各論
脊椎脊髄手術を安全に施行するための術中脊髄モニタリング
世木 直喜
1
,
中島 宏彰
1
,
今釜 史郎
1
1名古屋大学大学院医学系研究科整形外科学
キーワード:
術中脊髄モニタリング(intraoperative neuromonitoring)
,
経頭蓋刺激-筋記録誘発電位(Tc-MEP)
,
アラームポイント(alarm point)
Keyword:
術中脊髄モニタリング(intraoperative neuromonitoring)
,
経頭蓋刺激-筋記録誘発電位(Tc-MEP)
,
アラームポイント(alarm point)
pp.168-176
発行日 2024年2月19日
Published Date 2024/2/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001669
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術中脊髄モニタリングはリアルタイムに脊髄機能の変化を感知でき,神経障害を軽減または回復させうる状況で脊髄神経侵襲を察知することを可能にする。永続的神経障害を未然に防ぐ,または最小限におさえることで安全な脊椎脊髄手術のための重要な立場を担う術中脊髄モニタリングについて,概要を述べる。
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