特集 下肢の超音波ガイド下・アシスト下手術の進歩
膝離断性骨軟骨炎に対する超音波ガイド下ドリリング術
高松 晃
1
1吉田整形外科あいちスポーツクリニック
キーワード:
超音波検査(ultrasonography)
,
離断性骨軟骨炎(osteochondritis dissecans;OCD)
,
ドリリング術(drilling)
Keyword:
超音波検査(ultrasonography)
,
離断性骨軟骨炎(osteochondritis dissecans;OCD)
,
ドリリング術(drilling)
pp.19-26
発行日 2024年1月19日
Published Date 2024/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001643
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成長期膝離断性骨軟骨炎の初期病変に対する保存治療抵抗例ではドリリング術の相対適応となる。従来から透視下法や鏡視下法による良好な治療成績が報告されているが,さらなる低侵襲化を目的とした超音波ガイド下ドリリング術を考案した。エコーの応用により病変部の詳細な評価が可能であり,慎重な手術適応の判断のもと,手技の限界,注意点を踏まえて施行することで有用な治療手段の1つとなりうる。
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