特集 下肢の超音波ガイド下・アシスト下手術の進歩
超音波アシスト下・関節鏡視下外側半月板all-inside縫合術
大関 信武
1
,
関矢 一郎
1
,
古賀 英之
2
1東京医科歯科大学再生医療研究センター
2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科運動器外科学
キーワード:
外側半月板損傷(lateral meniscal injury)
,
All-inside法
,
超音波診断装置(ultrasound diagnostic equipment)
Keyword:
外側半月板損傷(lateral meniscal injury)
,
All-inside法
,
超音波診断装置(ultrasound diagnostic equipment)
pp.14-18
発行日 2024年1月19日
Published Date 2024/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001642
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外側半月板(lateral meniscus;LM)後節部の損傷に対して,前外側ポータルから行うall-inside法は,膝窩動脈損傷のリスクがあり通常は推奨されない。しかし,超音波機器の活用により,all-insideデバイスが半月板を貫通する際に,針の先端が膝窩動脈に向かっていないことを確認できる。これにより血管損傷のリスクが軽減し,LM後節の断裂部を垂直に縫合することが可能となる。
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