特集 変形性関節症の最新の治療戦略
Ⅱ 各論
人工関節置換術以外の手術療法
足関節:低位脛骨骨切り術
原口 直樹
1
,
仁木 久照
2
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院整形外科
2聖マリアンナ医科大学整形外科学講座
キーワード:
変形性足関節症(arthritis of the ankle;足関節OA)
,
低位脛骨骨切り術(low tibial osteotomy)
,
成人期扁平足(adult acquired flatatfoot deformity)
Keyword:
変形性足関節症(arthritis of the ankle;足関節OA)
,
低位脛骨骨切り術(low tibial osteotomy)
,
成人期扁平足(adult acquired flatatfoot deformity)
pp.103-110
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001564
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・変形性足関節症は内反型と外反型に大別される。
・立位正面X線像によるTakakura-Tanaka分類に従って分類し,治療法を選択する。
・Takakura-Tanaka分類の2期や3a期は低位脛骨骨切り術のよい適応である。
・荷重軸が足関節の内側に逸脱する症例では追加の手術が必要である。
・外反型では内反骨切りを行うが,成人期扁平足(あるいはprogressive collapsing foot deformity;PCFD)の症例では中足部の再建も同時に行う。
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