特集 変形性足関節症の臨床
変形性足関節症に対する下位脛骨骨切り術
宮本 拓馬
1
1奈良県立医科大学整形外科
キーワード:
変形性足関節症(osteoarthritis of the ankle;足関節OA)
,
下位脛骨骨切り術(low tibial osteotomy;LTO)
,
関節温存手術(joint preserving surgery)
Keyword:
変形性足関節症(osteoarthritis of the ankle;足関節OA)
,
下位脛骨骨切り術(low tibial osteotomy;LTO)
,
関節温存手術(joint preserving surgery)
pp.43-50
発行日 2022年1月19日
Published Date 2022/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000866
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内反型変形性足関節症に対する手術として,下位脛骨骨切り術は,関節機能を温存しながら,除痛を実現させる手術である。本術式は,脛骨下端を外反骨切りすることにより,荷重線を外側へ移行させることを目的とし,関節裂隙の消失が内果関節面に限局している高倉・田中分類stage 3a期がよい適応とされる。術後成績も安定して良好であり,患者満足度も比較的良好であった。
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