特集 上肢の骨壊死疾患治療-最新の知見-
Kienböck病とPreiser病に対するclosed wedge osteotomy
松浦 佑介
1
1千葉大学大学院医学研究院整形外科
キーワード:
橈骨楔状骨切り術(radial closed wedge osteotomy)
,
有限要素解析(finite element analysis)
,
生体力学(biomechanics)
,
応力分布(stress distribution)
Keyword:
橈骨楔状骨切り術(radial closed wedge osteotomy)
,
有限要素解析(finite element analysis)
,
生体力学(biomechanics)
,
応力分布(stress distribution)
pp.919-928
発行日 2023年8月19日
Published Date 2023/8/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001491
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Kienböck病とPreiser病を併発した症例に対して,橈骨楔状骨切り術を施行し,術前後の解剖学的・力学的変化について有限要素解析を含め考察した。また,さまざまな骨切り角度を模擬した有限要素モデルを用いることで最適な骨切り角度について検証した。これらの結果から,橈骨楔状骨切り術がKienböck病とPreiser病の治療に有効であることが考えられるが,さらなる研究が必要である。
Copyright © 2023, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.