特集 成人期足部変形矯正の極意
先天性内反足の成人期遺残変形に対する手術的治療
町田 治郎
1
,
大庭 真俊
1
,
百瀬 たか子
1
,
中村 直行
1
1神奈川県立こども医療センター整形外科
キーワード:
先天性内反足(congenital clubfoot)
,
後内側解離術(posteromedial release)
,
距骨摘出術(talectomy)
Keyword:
先天性内反足(congenital clubfoot)
,
後内側解離術(posteromedial release)
,
距骨摘出術(talectomy)
pp.44-49
発行日 2023年1月19日
Published Date 2023/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001256
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先天性内反足の未治療または保存療法後の遺残変形に対しては,距踵関節を解離しない後内側解離術を行っている。Cincinnati皮切ではなく後内側皮切を用いるので成人でも可能である。軟部組織解離術後の変形では内側の癒着が強いため,後方解離,踵立方関節固定,状況により前脛骨筋腱外方移行術を行う。放置された最重症例ではまれに距骨摘出術を要することもある。
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