特集 腱板断裂治療のエキスパートを目指そう
一次修復不能な腱板断裂に対するDebeyre-Patte変法
木田 圭重
1
,
祐成 毅
1
,
高辻 謙太
1
,
高橋 謙治
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科運動器機能再生外科学
キーワード:
腱板広範囲断裂(rotator cuff massive tear)
,
Debeyre-Patte変法(modified Debeyre-Patte procedure)
,
手術適応(operative indication)
Keyword:
腱板広範囲断裂(rotator cuff massive tear)
,
Debeyre-Patte変法(modified Debeyre-Patte procedure)
,
手術適応(operative indication)
pp.1239-1244
発行日 2022年11月19日
Published Date 2022/11/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001200
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棘上筋・棘下筋を含む後上方タイプの肩腱板大・広範囲断裂に対して,当大学では腱板断端を大結節付着部まで低緊張下に引き出すことが可能な症例に対しては鏡視下腱板修復術を,不可能な症例には,棘上筋・棘下筋の付着部を肩甲骨内側縁から剥離し,菱形筋と連続性を保持したまま外側に前進するDebeyre-Patte変法を行ってきた。本稿ではDebeyre-Patte変法の適応とその術式について紹介する。
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