特集 整形外科医にとって必須のリハビリテーション
時期からみたリハビリテーション医学
芳賀 信彦
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1東京大学大学院医学系研究科外科学専攻感覚・運動機能医学講座リハビリテーション医学分野
キーワード:
運動器リハビリテーション(musculoskeletal rehabilitation)
,
リハビリテーションの時期(rehabilitation phase)
,
周術期リハビリテーション(perioperative rehabilitation)
Keyword:
運動器リハビリテーション(musculoskeletal rehabilitation)
,
リハビリテーションの時期(rehabilitation phase)
,
周術期リハビリテーション(perioperative rehabilitation)
pp.595-600
発行日 2021年6月19日
Published Date 2021/6/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000652
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運動器疾患はその発症様式や発症・手術後のどの時期であるかにより,リハビリテーション診療の考え方が異なる。外傷など急性発症する疾患では,急性期,回復期,生活期にリハビリテーション診療を分けて考えるが,シームレスな移行が必要である。変形性関節症など緩徐に進行する疾患では,生活期のリハビリテーション診療として継続的に対応するが,ある時期に機能低下が通常より大きく進行することもあり,柔軟さを要する。
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