特集 誤診と見逃しを防ぐ
整形外科で気づきにくい神経内科疾患
飯嶋 睦
1
,
戸田 晋央
1
1東京女子医科大学脳神経内科
キーワード:
筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis;ALS)
,
神経痛性筋萎縮症 (neuralgic amyptrophy;NA)
,
多巣性運動性ニューロパチー (multifocal motor neuropathy: MMN)
Keyword:
筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis;ALS)
,
神経痛性筋萎縮症 (neuralgic amyptrophy;NA)
,
多巣性運動性ニューロパチー (multifocal motor neuropathy: MMN)
pp.120-126
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000432
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整形外科疾患とまぎらわしい上肢の筋力低下,筋萎縮を認める,筋萎縮性側索硬化症(ALS),神経痛性筋萎縮症(NA),多巣性運動性ニューロパチー(MMN)を紹介した。いずれの疾患も初期には頸椎症・頸髄症との鑑別が必須となる。ALSではsplit hand,NAの筋力低下は多発単神経障害パターン,MMNでは伝導ブロックが特徴である。疾患の特徴を理解することが早期診断に繋がる。
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