特集 心筋症のいまを識る!
治す iPS細胞を心筋症治療に活かす
湯浅 慎介
1
,
福田 恵一
1慶応義塾大学 医学部循環器内科
キーワード:
筋節
,
心筋疾患
,
心筋症-肥大性
,
Endothelin-1
,
再生医学
,
幹細胞移植
,
心筋細胞
,
iPS細胞
Keyword:
Cardiomyopathy, Hypertrophic
,
Cardiomyopathies
,
Sarcomeres
,
Endothelin-1
,
Stem Cell Transplantation
,
Myocytes, Cardiac
,
Regenerative Medicine
,
Induced Pluripotent Stem Cells
pp.1210-1212
発行日 2019年12月9日
Published Date 2019/12/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2020045344
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<Point>1 iPS細胞は患者体細胞から作製可能な多能性幹細胞であり,心筋細胞や血管内皮細胞などさまざまな細胞に分化誘導することが可能である。2 心不全などの疾患に対しては,iPS細胞に由来する心筋細胞を移植する再生医療の開発が期待されている。3 心筋症などの遺伝子変異を基盤とする疾患においては,患者由来iPS細胞から分化誘導された心筋細胞を用いた病態解明研究や創薬が期待されている。
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