治す 大動脈弁閉鎖不全症に対する弁温存基部置換術と弁形成術

＜Point＞1 無症状で重症大動脈弁閉鎖不全症(aortic regurgitation:AR)のStage Cの手術適応に議論の余地がある。2 弁尖自体の変性、硬化、退縮が原因のType III病変のARに対する弁温存手術はいまだchallengingである。3 ARに対する弁温存手術は改良され成績が改善しているが、いまだ発展途上の術式が存在する。